世界で活躍する日本人ダンサーの一人、サンフランシスコ・バレエ団の倉永美沙さんがTBSのTV番組「情熱大陸」に出演します!
12月22日(日)23:20〜放映 毎日放送(TBS系列)
倉永美沙さんのプロフィール
倉永美沙さんと言えば、2015年にSK-Ⅱのコーマシャルに出演していたのを覚えている方も多いのではないでしょうか?
156cmという小柄な方であるにも関わらず、ずば抜けたテクニックと表現力で国際的に活躍する倉永美沙さんの経歴を調べてみました。
1983年:大阪府で生まれる。
1990年(7歳):地主薫エコール・ド・バレエでバレエを始める。
1993年:ユーリ・グリゴローヴィチの招待でボリショイ劇場で踊る。
2001年(17歳): ローザンヌ国際バレエコンクールでプロフェッショナル研修賞を受賞し、アメリカのサンフランシスコ・バレエ団で研修。
2001年:モスクワ国際バレエコンクールで金賞受賞。
2001年:サンフランシスコ・バレエ団研修生を経て、ニューヨーク・シティ・バレエ団(NYCB)付属のスクール・オブ・アメリカン・バレエに留学。
2003年(19歳):ボストン・バレエにコールドバレエとして入団。
2006年:ジャクソン国際バレエコンクールゴールドメダル受賞。
2009年:プリンシパルに昇進。(アジア人として初)
2019年:サンフランシスコ・バレエ団にプリンシパルとして移籍。
地主薫エコール・ド・バレエは、英国ロイヤル・バレエ団ファーストソリストの金子 扶生さんや、新国立劇場バレエ団プリンシパルの奥村 康祐さんを輩出している関西の名門スクール。わずか、10歳でボリショイ劇場の舞台を踏んでいるとは驚きです。
ローザンヌ、モスクワ、ジャクソン、という主要なコンクール全てで大きな賞を受賞しているのもすごいですが、モスクワでは女性ジュニア部門初、ジャクソンでは女性シニア部門初の日本人の金賞受賞。まさに道を切り開いてきたダンサーだと言えるでしょう。
こちらは17歳の時のローザンヌ国際バレエコンクールの映像。
全体の安定感と回転の正確さが素晴らしい!
はじめの研修先だったサンフランシスコ・バレエ団では入団が叶わず、NYCBの付属学校で学び直した彼女。名門ボストンバレエ団でアジア人初のプリンシパルに上り詰めた後、今年からサンフランシスコ・バレエ団にプリンシパルとして移籍。
サンフランシスコ・バレエ団は1933年設立アメリカ最古のバレエ団。日本でもおなじみのアメリカン・バレエ・シアター(ABT)やNYCBと並ぶトップクラスの実力と言われ、年間100公演以上の公演を行なっています。
「情熱大陸」ではそんなサンフランシスコ・バレエ団での近況がみられるようですので、楽しみです!
倉永美沙さんの来日予定
2020年4月のNHKバレエの饗宴に出演予定です。サンフランシスコ・バレエ団のプリンシパル、アンジェル・グレコとくるみ割り人形のグラン・パ・ド・ドゥを踊る予定です。グレコとのくるみ割り人形は情熱大陸でも取り上げられるようですね。
チケットの一般発売は2020年1月25日から。
2020年4月5日(日)14:00〜 NHKホール
こちらはロベルト・ボッレ&フレンズの公演でのグレコとのコッペリアのパ・ド・ドゥ。サワリだけですが。
★最後までお読みいただきありがとうございました。