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金子扶生さんが英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパルに昇格!

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金子扶生さんが英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルに昇格しましたね!

英国ロイヤル・バレエ団では、吉田都さん、熊川哲也さん、平野亮一さん、高田茜さんに続き、5人目の日本人プリンシパルの誕生です。

 

私生活でのパートナー、リース・クラークのインスタグラムにお祝いの投稿が。

 
 
 
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 昨年1月の『眠れる森の美女』公演で、怪我で急遽降板したローレン・カスバートソンのオーロラの代役を、金子扶生さんがつとめた時から、プリンシパル昇格を予想していた人は多かったのではないでしょうか?

『眠れる森の美女』公演の千秋楽、世界の多くの国々に配信される公演の主役に、ファーストソリストだった金子扶生さんを抜擢したのは、バレエ団の期待の大きさのあらわれだったと思います。

 

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金子扶生さんのオーロラは日本でも、英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマで上演されました。鑑賞レポートはこちら↓

www.balletaddict.com

あれから1年以上経ってのプリンシパル昇格はむしろ遅過ぎたぐらい?

でも昨年1月の『眠れる森の美女』の公演からしばらくして、新型コロナ感染拡大のため、世の中も世界中のバレエ団も大変な状況になっていましたからね…

 

イギリスではワクチン接種が進み、ロックダウンが緩和されることから、英国ロイヤル・バレエ団も5月20日から公演を再開。

現代振付家の作品を集めた『21st-Century Choreographers』公演のクリストファー・ウィールドン振付『WITHIN THE GOLDEN HOUR(ウィズイン・ザ・ゴールデン・アワー)』が金子扶生さんのプリンシパルデビューの舞台となります。

 

『WITHIN THE GOLDEN HOUR』の金子扶生さん、あまりに美しい…。

この動画の一番上についている熱烈なファンと思われる人のコメントがちょっと面白くて 笑。きっと今頃、金子扶生さんの昇格を心から喜んでいることでしょう。

 

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『21st-Century Choreographers』公演概要

21st-Century Choreographers

Within the Golden Hour

振付:Christopher Wheeldon(クリストファー・ウィールドン)

Optional Family: a divertissement

振付:Kyle Abraham(カイル・エイブラハム)
The Statement

振付:Crystal Pite(クリスタル・パイト)
Solo Echo

振付:Crystal Pite(クリスタル・パイト)

 

5月28日(現地時間)には有料ストリーミング配信もあります。(1ヶ月のアーカイブ配信あり)

*ただ、配信公演と思われる28日公演のキャストには金子扶生さんの名前はないのですが…

stream.roh.org.uk

 

おわりに

金子扶生さんの動画のコメント欄に”Fumi is grogeous”というのがありましたが、気品と輝きにあふれた踊りはまさにゴージャス。こういう個性の日本人女性バレエダンサーって、今まであまりいなかった気がします。

世界を舞台にした、さらなる活躍が楽しみです。

★最後までお読みいただきありがとうございました。