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今年もあと2ヶ月…
バレエファンのクリスマス・シーズンのお楽しみといえば「くるみ割り人形」。
楽しみにしているのはコアなファンだけではなく、この作品でバレエ鑑賞デビューされる方も多いのではないでしょうか。2幕もので「白鳥の湖」や「眠りの森の美女」ほど長くないし、子供が主人公でお子さんが喜びそうな内容なので、ご家族で楽しめる作品です。
今年、東京近郊で上演される「くるみ割り人形」から気になる公演をピックアップしてみました。
東京バレエ団
東京バレエ団の55周年記念プロジェクトのハイライトとして位置付けられているこの公演。芸術監督の斎藤友佳理さんの総指揮の元、37年ぶりに演出、振付をリニューアル。
秋山瑛さん宮川新太さんの初役ペアも気になりますが、ノーブルな秋元康臣さんのくるみ割り王子は一度観てみたい。
12月13日(金)〜12月15日(日)の東京文化会館での公演のほかに、12月24日(火)のクリスマス・イブ当日にもよこすか芸術劇場で公演があります。
公演日程・会場・料金・主な配役/「くるみ割り人形」全2幕/NBS公演一覧/NBS日本舞台芸術振興会
K-BALLET COMPANY
ファンタジックな演出で知られる熊川版「くるみ割り人形」。年末の公演は、もう15年目とのこと!昨年からさらに演出がスケールアップしているそうです。
ここ数年お目当てのダンサーがいなかったので、Kバレエの公演はご無沙汰しているのですが、キャストを見ると、かなり世代交代しているんですね。
中村祥子さんのマリー姫は観てみたい。
11月28日(木)〜12月1日(日)オーチャードホールでの6回公演に加えて名古屋、堺、福岡、福島でも公演があります。
2019 Nutcracker|公演情報|K-BALLET COMPANY
新国立劇場バレエ団
新国立劇場バレエ団の「くるみ割り人形」は、12月14日(土)から12月22日(日)にかけて9公演と公演数も多く、鉄板の小野絢子さん、福岡雄大さんペアをはじめとする安定のキャスティング。
特設サイトには「3分でわかるくるみ割り人形」の動画あり。初めて公演を見る方におすすめです。
小林紀子バレエシアター
男性ゲストはミラノ・スカラ座プリンシパル、アントニーノ・ステラさん。
注目なのは、この公演が、2019年11月オープンの「東京建物Brillia HALL」のこけら落としシリーズであること。「東京建物Brillia HALL」は、東京建物がネーミングライツを獲得した公共ホール、豊島区立芸術文化劇場。JR池袋駅から徒歩5分ほど。ホームページを見るとオケーストラピットがあるようです。バレエ公演のできる劇場が増えるのは嬉しい限り。
暮れも押し詰まった12月27日(金)、28日(日)の2日間公演。仕事納めの後に新しいホールでバレエ鑑賞、いかがでしょう。
NORIKO KOBAYASHI BALLET THEATRE|小林紀子バレエ・シアター
NBAバレエ団
プロジェクションマッピングを使った舞台や、独自のコミカルな演出で、小さなお子さんから楽しめるNBAの「くるみ割り人形」。お得な親子ペア席、シニア席もあります。*3歳未満は入場できません。
12月21日(土)、12月22日(日)の2日間、新宿文化センターでの公演です。
くるみ割り人形 2019年12月21日(土)・22日(日) | 公演案内 | NBAバレエ団
行きたい公演、見つかりましたか?
師走の忙しい時期もバレエ鑑賞でエネルギーチャージして、乗り切りましょう。
*満席になっている可能性もありますので、それぞれのサイトやチケット販売サイトでご確認ください。
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