photo by pixabay
Bunkamura オーチャードホールで2020年1月29日から2月2日まで、Kバレエカンパニー「白鳥の湖」上演されます。
Kバレエカンパニーのプリンシパルとしては、2019-2020がラストシーズンであることを発表している中村祥子さん、Kバレエ最後のオデット / オディールが観られます。
中村祥子さんのオデット/ オディールは1月29日と2月1日の夜の公演です。お見逃しなく!
公演概要
K-BALLET COMPANY 「白鳥の湖」
2020年1月29日(水)~2月2日(日)
会場:Bunkamura オーチャードホール(東京都)
芸術監督・演出・再振付:熊川哲也
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
キャスト オデット ・オディール / ジークフリード
1月29日(水)14:00〜 中村祥子 / 遅沢佑介
1月30日(木)14:00〜 矢内 千夏 / 髙橋 裕哉
1月30日(木)18:30〜 成田 紗弥 / 山本 雅也
1月31日(金)14:00〜 小林 美奈 / 堀内 將平
2月1日(土)12:30〜 成田 紗弥 / 山本 雅也
2月1日(土)17:00〜 中村祥子 / 遅沢佑介
2月2日(日)12:30〜 矢内 千夏 / 髙橋 裕哉
中村祥子さんの相手役ジークフリート王子は遅沢佑介さん、ロットバルトは石橋 奨也さんです。
中村祥子さんはベルリン国立バレエ団、ハンガリー国立バレエ団のプリンシパルをつとめるかたわら、2005年からKバレエカンパニーにたびたび客演。ハンガリー国立バレエ団退団後の2015年からはKバレエカンパニーのプリンシパルとして活躍されていました。約15年、Kバレエカンパニーで踊られていたことになります。
今回の退団は引退ではないということですので、今後どんな活動されていくのか、楽しみです。
中村祥子さんの魅力
個人的な中村祥子さんのイメージといえば「存在感のある美しい骨格と筋肉」。
日本人の体型も徐々に変化し、現在活躍されている日本の女性ダンサーはスタイルがいい方が多い。「顔が小さく、手足が長く、細い」が当たり前です。
ただ、海外のバレエ団などで踊っているのを観ると、ちょっと華奢すぎるのではと思うことも。欧米人、ロシア人のダンサーは細くても、もっと立体感やボリュームがある感じです。骨格の違いかもしれません。
中村祥子さんはその点、世界標準の存在感がある肉体。小さい顔、身長174cmの長身、しっかりした骨格に、無駄のない美しい筋肉。
これは中村祥子さんが1996年にローザンヌ国際バレエコンクールに出場した時の映像。
スカラップ賞を受賞しています。
16歳ぐらいの時の中村祥子さんの軽やかな踊り!
筋肉のつき方や脚の形が今と全く違います。
持って組まれた骨格もあるのでしょうが、鍛錬によって手に入れた体なんだなということがよくわかります。靭帯の大きな怪我を克服されているのも鍛錬の賜物なのでしょうね。
TV番組に出演していた時の中村祥子さんの足にもびっくりしました。
14:35あたりです。
これを見ると「ポアントでマメができて痛い」とか、言えなくなります 笑
以前鑑賞したKバレエカンパニーの「カルメン」ではその存在感が役にぴったりはまり、素晴らしかったのが記憶に残っています。
中村祥子さんのKバレエカンパニーラストイヤー、注目していきたいと思います。
★最後までお読みいただきありがとうございました。