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【公演・シネマ情報】ボリショイ・バレエ in シネマ 2019-2020 「海賊」

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2019年12月からスタートしたボリショイ・バレエ in シネマ 2019-2020。

今シーズンは毎月最終水曜日から第3水曜日に変更になりました。月末仕事が忙しい方には朗報ですね。2回目の来週1月15日(水)は「海賊」です。

bolshoi-cinema.jp

 

1月15日(水)上演スケジュール&上映館


19:00 イントロダクション
19:10 第1幕
20:20 休憩 インタビューあり
20:35 第2幕
21:20 休憩 インタビューあり
21:35 第3幕
22:15 クレジット・ エンドロール
22:20 終演

上映館は以下のリストにあります。

ライブ・ビューイング・ジャパン : ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2019 - 2020 

「海賊 / LE CORSAIRE」

音楽:アドルフ・アダン
振付:アレクセイ・ラトマンスキー
出演:

エカテリーナ・クリサノワ(メドーラ)

イーゴリ・ツヴィルコ(コンラッド)

デニス・サーヴィン(ビルバント)

ネッリ・コバヒーゼ(ズルメア)

ダリア・コフロワ(ギュルラーナ)

アナ・トゥラザシヴィリ、エルヴィナ・イブライモーワ、クセニア・ジガンシナ
(パ・ド・トロワ/オダリスク)

デニス・ロヂキン(扇の踊りのソリスト)

*ボリショイ・バレエ in シネマの公式サイトより

 

2017年10月収録版ということは、ボリショイ・バレエ in シネマ 2017-2018で2017年12月6日(水)に新収録版として上演された公演だと思われます。

*ボリショイ・バレエ団のサイトに掲載されている配役では、デニス・ロヂキンの名前はないのですが…ロヂキンは出ていたような気がしますが…記憶が曖昧です 汗 

アリがいない!

振付のラトマンスキーは、2004年から2008年のボリショイ・バレエの芸術監督。

「海賊」は芸術監督就任中の2007年の作品です。

役名を見るとわかるのですが「アリがいない!」。そう、ラトマンスキー版はアリがいないんです。アリ、コンラッド、メドーラの有名なパ・ド・トロワは、コンラッド、メドーラのパ・ド・ドウになっています。

 

こちらがエカテリーナ・クリサノワ&イーゴリ・ツヴィルコのパ・ド・ドゥ。

2017年ということはシネマと同じかな。衣装もあまり海賊っぽくないんですよね。

www.youtube.com

未見ですが、マニュエル・ルグリ版もアリなし。海賊の原案であるバイロンの長編詩にもアリは登場しないらしいですね。アリの初登場は1955年のグーセフ版からとする記事をいくつか見かけましたが、それが本当だとすると初演の1856年から約100年はアリなしだったのか…

確かにアリは物語上はさして重要な役割はなく、いきなりトロワで派手に踊っておいしいところをもっていく…そんな役どころ。主役のはずのコンラッドはちょっと地味。そんなモヤモヤを解消し、コンラッドが真の主役になるバージョン。今回のシネマでは男臭さ全開のツヴィルコが演じています。

とはいっても、個人的にはやはりトロワが観たいかな … ご主人カップル+忠臣というちょっと妖しげな三角関係がいいんですよね 笑 

おわりに

 「海賊」はもともと話の筋というよりは、踊りを楽しむバレエかなと思いますが、そういう意味ではラトマンスキー版は踊りてんこ盛りで見応え十分です。

ちょっと意表をつくラトマンスキー版、未見の方はぜひ映画館に。

 

海賊といえば、アリといえば、この方

 

★最後までお読みいただきありがとうございました。