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アンドレイ・クレムのオンラインレッスンを受けてみた!【バレエホリデイ@home×バレエ・チャンネル】

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4月25日からはじまった「バレエホリデイ@home」。楽しい企画が盛りだくさんですが、バレエ・チャンネルとのコラボ企画「5日間日替わりオンラインレッスン」もスタートしました。今話題のZoomを使った双方向レッスンです。

1日目はパリ・オペラ座バレエ教師のアンドレイ・クレムの「エレガント・バレエ・クラス」

私も参加しましたので、レッスンの様子をレポートしてみたいと思います!

 

5日間日替わりオンラインレッスンの記事はこちら↓

 

www.balletaddict.com

 

アンドレイ・クレム先生のプロフィール

アンドレイ・クレム先生はボリショイバレエアカデミー出身。モスクワクラシックバレエやベルリン国立バレエのソリストとして活躍された後、ベルリン国立バレエのバレエマスターを経て、2007年よりパリ・オペラ座バレエの教師。英国ロイヤルバレエ、オランダ国立バレエに定期的にゲスト講師として招かれ、多数のレッスン DVD のプロデュースを行なっています。最近はオニール・八菜さんとDVDを出されていますね。

オンラインレッスンスタート!

大きい画面でみたかったのでPCで参加しましたが、Zoomへの入室は主催者から送られてくるURLをクリックするだけ。レッスンは17:00スタートでしたが、20分前から入室可能で、15分前から出席確認をするとのことでした。

私は直前に帰宅したので入室したのは開始まで10分をきっていました(汗)。すでに多くの方が入室されていました。はじめはビデオオフ(自分側のカメラはオフ)にして参加しましたが、ざっと参加者の方をの映像をみると、7割ぐらいはビデオオンにされていたので、私もとりあえずビデオオンに。テスト接続会で説明をしてくれたバレエ・チャンネルの編集長さんの姿も見えます。

参加者はお子さんから同年代と思われる大人バレエの人まで。自宅だけではなくバレエスタジオっぽいところにいる参加者も。スタジオの先生なのか、自宅にスタジオがあるのか、スタジオを借りているのか…羨ましい。参加者の映像枠は上の方に小さく表示されるだけなので、そこまではっきりは見えません。

アンドレイ・クレム先生のお部屋の画像が中央の大きな画面に写っています。その部屋がまさにパリのアパルトマンという感じで素敵!中央にマントルピース(レッスン中、先生はマントルピースをバーがわりにされていました)、サイドにソファ。反対側の窓から光が差し込んでいます。

そして17:00近くになってアンドレイ・クレム先生が登場です。

編集長さんが「あと8名です」とおっしゃっていましたが、ほぼ定時にレッスンスタート。はじめのご挨拶の部分は編集長さんが訳してくれました。「パリはまだ朝で、とてもいい天気です!」とおっしゃっていました。この日は東京もとてもいい天気だったので、なんだか嬉しい。

シンプルなバー

と…レッスン前までのことは細かく覚えているのですが、肝心なレッスンの記憶は途切れ途切れ。普段のレッスンもそうですが、順番を覚えるのに必死なせいでしょうか(笑)

バーはプリエからグランバットマンまで、割とシンプルな内容でした。はじめに先生から順番の説明、音楽がスタートしてからも、左手バーは先生がお手本を見せてくれます。右手バーのときは、先生は参加者の画面をみているようでした。合い間合い間に「ナイス!」「ベリーナイス!」「ブラボー!」と声をかけてくれる先生。

参加する前は、双方向レッスンといっても、参加者が何十人といる状況では、YouTubeの動画をみてレッスンするのとあんまり変わらないかな〜と思っていたのですが、この先生の声かけは嬉しかった。なんだか自分が「ナイス!」と言われている気がしてきます(←100%勘違い 笑)

レッスンの合間には先生から注意が入ります。「肋骨を閉じて」「お尻を出さない」「アラベスクの背中を猫背にしない」などのおなじみの注意に加えて、印象深かったのは、「プレパラシオンを大切に」「プレパラシオンをよく聴いて」という注意を繰り返しされていたこと。プレパラシオンからバレエは始まっているということでしょうか。

 (私には)やや難しかったセンター

1時間弱程度のバーの後、センタースタート。こちらは私にはやや難しかった。あくまでも永遠の初心者である私にとってはです。内容としてはかなりシンプルにしてくれていたと思いますが、後半ちょっと時間が押していたせいか、説明が早く英語力&フランス語力のない私にはうまく頭に入ってきませんでした。また普段鏡越しにみている先生と相対すことになると、頭の中で左右反転するのがうまくいかず混乱したのも敗因(←レベル低すぎ 笑)。子供たちやいろんなパターンのセンターに慣れている方には問題なく参加できる内容だったと思います。

 私の場合、階下に響くためジャンプが飛べない環境で受けていたので、センター後半の小さいジャンプ、アッサンブレ、シソンヌなどはしっかり参加できなかったのが、ちょっと残念でした。

シソンヌをやったところで90分経過し、ポールドブラをして終了。最後のポールドブラは先生のしなやかな腕の動きがエレガントだった…

終了後は参加者もマイクをオンにして(レッスン中はオフ)先生にお礼を言いました。最後は子供さんを中心に、先生が参加者とコミュニケーションをとるシーンも。スタジオのようなところで参加していた男の子に、先生が「ピルエットを回ってみて」といって回らせたり。和やかな雰囲気の中でレッスンは終了しました。

連帯感を感じた90分

90分のレッスンを受けてみての感想。ここまで参加者が多いと個別注意を受けるのは無理ですし、初心者が多くを学ぶのは難しいとは思うのですが、それでも普段とは違うバーやセンターを体験するだけでも新鮮な発見がありました。そして何より双方向の連帯感、ライブ感みたいなものを感じました。遠くフランスと日本を結んでこんなレッスンができるなんて(しかも無料アプリで)すごいですね。

とても楽しかった!アンドレイ・クレム先生とバレエホリデイ@home、バレエ・チャンネルにお礼を言いたいと思います。

 

バレエホリデイは4月29日(水・祝)まで開催中!

www.youtube.com

 

 

★最後までお読みいただきありがとうございました。