年末に予定していたふたつのおさらい会(スタジオ内での踊りの披露)のうちのひとつが終了しました。
本番が終わったのは、以前ブログで苦戦中と書いたグループでの踊り↓
おさらい会の反省と気づきを書いてみたいと思います。
それでも、やっぱり踊りは楽しい
本番が終わり、撮ってもらった動画をチェックし…感想としては「やっぱり奇跡はおきない」。緊張して派手に間違えたところが一箇所あったほかは、動画にはいつもの自分が映っていました。本番で練習以上に踊れることも、自分が想像する以上に踊れていることもないのは今までの経験でわかっているのですが、目の当たりにするとやはりちょっと凹みます。
苦戦していた軸足をチェンジしてのアラベスクも最後まで克服できず…曲がった膝もつま先も直せず…もう少しバレエらしくきれいに踊りたかった…。
今回はやったことのない動きや、「今の筋力ではこれは絶対にできない」というような大技はほとんど入っていなかったのですが、ワルツの曲にのせて、途切れることなくゆったりと動き続けるような振り付け。これが予想外に難しかった!
私の場合は常に意識していないといけない「アンディオールする」「膝を伸ばす」「つま先を伸ばす」「肩を下げる・開く」「腰を反らない」「肋骨を開かない」などなどをはじめから最後まで意識し続けることがどうしてもできない…意識しても伸びない膝は、意識していなかったら、さらに悲惨なことに…ディテールに気を取られると、今度は振り付けが飛んでしまう…
本来なら「踊り」を練習するレベルではないということですよね。
結局、発表会やおさらい会に出るたびに、普段のレッスンをもっと頑張らなければ!という結論になります。
しかし…それでもやっぱり「踊り」の練習は楽しい!ということで、また懲りずに挑戦するんだろうな…。
上半身の大切さ
プロの公演を観に行って、自分のバレエを省みることはほぼないのですが、発表会やおさらい会でレッスン仲間の踊りを観ると、いろんな気づきがあります。
今回特に思ったのは大人バレエの上半身の大事さ。「この人の踊り、きれいだな」と思う人は、上半身の姿勢が整っていて、ひねったり反ったりの動きがきちんとできている人。つい脚に気を取られて、上半身は後回しになりがちですが、実は脚より目立つかもしれない。
そして、脚については高い低いよりも、何よりもまずアンディオール。高く上がったアラベスクの脚でもかかとが見えたら台無し。アンディオールこそが、バレエなのだなと大人バレエ仲間の舞台を観るたびに思います。
おわりに
もう一つの会ではバリエーションを踊ります。どう考えても無理なチャレンジですが、それでも練習は楽しい。本番まであと少し、頑張ろうと思います。
★最後までご覧いただきありがとございました。