今年のバレエ鑑賞納めは、12月27日(金)に町田市民ホールで開催された「プリヤートナバレエコンサート」に友人が出演するのを観に行きました。
大人バレエからプロダンサーまで、色々なキャリアの方が出演する会です。バレエを始めてから知りましたが、この手の自主公演のような会ってたくさん開催されているのですね。
友人の踊りも素敵だったのですが、このコンサートの最後の演目「les cygnes」という作品が素晴らしかったので、少しだけ感想を書きたいと思います。
les cygnes
出演:中澤ユリサバレエスタジオ
振付:小林啓子
有名なバリエーションやパ・ド・ドゥが主に演じられるコンサートの中で、異彩を放っていたこの演目。「白鳥の湖」コンテンポラリー版とも言える作品でした。
ググってもあまり情報が出てこないのですが、中澤ユリサさんという方が主催されているバレエ教室の今年の発表会で好評だった作品の再演だったようです。
こちらで少し動画や写真が見られます。
メインキャストは先生の中澤ユリサさんと男性ゲストの河野崇仁さん。河野さんはNBAバレエ団のアーティストです。
コールドバレエは(みなさん生徒さんなのでしょうか?)年若い(10代?)12人の女性が出演していました。一人、山田萌奈美さんという方は中澤ユリサバレエスタジオ出身で現在は井脇幸江さんが主催されるIWAKI BALLET COMPANY(IBC)の準団員というプロフィールでした。
全体的な印象としては、「女性版マシューボーンの白鳥」。マシューボーン版もそうですが、本当の白鳥っぽい動きが盛り込まれ、マシューボーンよりは床に近い感じの踊り。振付の小林啓子さんは、ジョンクランコバレエ学校に留学経験があり、ダンサーとして活躍するかたわら多くの作品の振付をされている方のようです。
エネルギッシュでありながら、よくコントロールされている踊りが素晴らしかったです。帰るときにロビーで、出演者のみなさんを見かけましたが、みんな興奮と喜びに溢れていて、若いっていいな(違うか 笑)、踊りっていいな、と思いました。
みなさん素敵な舞台をありがとうございました。
★最後までお読みいただきありがとうございました。