いつかやるんじゃないかと思ってましたが、ついにやってしまいました…。
バレエ公演にチケットを持っていくのを忘れるという大失態!
楽しみにしていた『ロイヤル・バレエ・ガラ Bプログラム』(まだ感想を記事にできてませんが…)の公演で。
結論からいうと、公演は観ることができました。チケットを忘れたらどうなるか、バレエ鑑賞メモ・番外編です。
その日は公演を観た後に発表会の全体リハーサルに向かう予定でした。(しかも公演は最後まで観られず、途中で抜ける予定だった。)
バレエの普段のレッスン用品一式に加え、リハーサル用の持ち物を用意し(シニヨン用のネットとかスプレーとかいろいろね…)、でも公演も観るんだからオペラグラスも舞台鑑賞用のメガネも忘れずに…と、忘れ物がないように散々確認し、大荷物で家をでました。
チケットを持ってこなかったことに気がついたときには、もうオーチャードホールのすぐ近くまで来ていた。が〜ん!!
今から引き返しても間に合いそうもない…。
血の気が引きました。
衝動的に回れ右して、駅の方に戻り始めてしまった私。どうする…どうする…呆然としばらく歩いた後、まずは会場に行って聞いてみるべきだと、当たり前のことに気がつきました。チケットを忘れてくる人、きっと私以外にもにもいるはずだ…。
再びオーチャードホールへと小走りで引き返し、会場入り口脇の当日チケット受け取り窓口のスタッフの方に「チケット忘れてしまったんですけど、観られないんでしょうか?」と尋ねてみました。
スタッフの方は即答でした。
「ご購入者様の確認ができれば、大丈夫でございます!」
この言葉を聞いたときの、安堵感と言ったら!
スタッフの方の手元には、購入者リストが用意されていました。どこでチケットを購入したかと、名前を名乗るとすぐに席の確認ができました。
私の場合は主催者のNBS(日本舞台芸術振興会)からチケットを買っていたので、名前で照合しましたが、ほかのチケットセンターで買っている場合は確認の仕方が違うのかもしれません。
「開演5分前にお席の空席を確認して、もう一度お呼びいたします。お暑い中恐れ入りますが、開演5分前までお待ちください」
なるほど〜。
購入者にになりすまして、チケットなしで入場しようとする人がいるってことですかね。
まだ時間があったので、Bunkamuraでトイレを済まして(オーチャードホールでよかった)、会場入り口に戻ると、当日チケット受け取り窓口付近には、4〜5人の人が待っていました。
この人たちも多分チケットを忘れて来たんだな(←ちょっと親近感 笑)。
5分前になるとスタッフの方が外にでてきて、順番に名前をよび、「仮発行チケット」という手書きのチケットを渡してくれました。名前じゃなくて番号で呼ばれてる人もいました。NBS以外でチケットを購入した人なのかな?
あとは普通に入場、鑑賞できました。
スタッフの方の対応は、手慣れたものだったので、チケット忘れのお客さんは毎回一定数いるんでしょうね。
というわけで、公演チケットを忘れてしまったら、まずは劇場窓口に相談、ですね。
*あくまでもNBS主催公演における個人の体験ですので、ご参考まで。
★最後までお読みいただきありがとうございました。