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「バレエの王子になる!」気になるその後

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2019年9月にNHKBS1スペシャルで放送されたドキュメンタリー「バレエの王子になる!」

ワガノワ・バレエ・アカデミーの美しいバレエ男子たちのドキュメンタリーはかなり好評だったようで、その後も何度か再放送され、英語字幕版が世界に向けて放送されたほど。今回5月13日(木)の再放送では、「その後のバレエの王子たち」と題して、彼らの近況を取材した10分ほどの番組も一緒に放送されました。

www6.nhk.or.jp

プロのバレエダンサーになった4人がその後どうしているか、今回放映された「その後のバレエの王子たち」の内容や、彼らのInstagramなどの情報からまとめてみました。

個性的な4人のバレエ男子

「バレエの王子になる!」はロシアの名門ワガノワ・バレエ・アカデミー校長ニコライ・ツィスカリーゼのクラスの4人の生徒、ミーシャ、アロン、マルコ、キリルが、ロシアのバレエダンサー国家試験、バレエ団の入団オーディション、卒業公演という3つの大きな出来事に挑む姿を描いたドキュメンタリー。

ミーシャ、アロン、マルコは2018年のワガノワ国際バレエコンクール、通称ワガノワ・プリの入賞者。以下の動画で彼らの姿を見ることができます。

観客賞:アロン 35:50〜

シニア男子1位:マルコ 55:30〜

ジュニア男子1位&グランプリ:ミーシャ 59:40〜

www.youtube.com

ミハエル・バルキジャ(ミーシャ)

Mikhail Barkidzhidzha

米国シカゴ生まれ。クロアチア人の父、ロシア人の母を持つ。

長身でノーブル、舞台度胸もありそうなミーシャは、ニコライ・ツィスカリーゼ校長から10年に一度の逸材と言われる存在。2018年ワガノワ・プリではグランプリを受賞しています。

2018年12月ワガノワ・バレエ・アカデミー学校公演の「くるみ割り人形」↓

2019年1月のワガノワ・バレエ・アカデミーの来日公演にも参加していました。

www.youtube.com

 ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業後はマリンスキーバレエ団入団。2019年9月「白鳥の湖」のトロワに抜擢されデビューしますが、練習中に腰を傷めたことから椎間板ヘルニアを患い、復帰準備中。コロナ禍の現在はシカゴの実家に滞在。ニコライ・ツィスカリーゼ校長のオンライン授業を受けているそうです。彼のインスタグラムからも校長との絆の深さが伝わってきます。

 

インスタグラム

https://www.instagram.com/mishabark/

YouTube公式チャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCJuCPBlWyORF4sWfMDzun_A/featured

 

大澤ホロウィッツ有論(アロン)

Aaron Osawa-Horowitz
父親は米国人、母親は日本人で英国育ち。母方の親戚になんと力士の朝潮がいるそうです。英国ロイヤルバレエスクール(通称ホワイトロッジ)卒業後、ワガノワ・バレエ・アカデミーに入学。

身長は低いけれど、抜群の跳躍力で注目を浴びる彼。とにかく努力家で素直な性格が印象的でした。身長が低いといっても175cm、頭が小さくてバランスはよく、日本であれば、十分王子ができる体型だと思いますが、180cmが当たり前のロシアはやはり厳しいですね…。

 

ワガノワ卒業後はマリンスキーバレエ団に入団。9月に初舞台を踏んだ後、数々の公演に出演しています。

彼のインスタグラムに「First season」と題したストーリーズがアップされていますが、とにかく公演数が多い!さすがバレエ の本場、厳しく訓練された後は、舞台の上でさらに鍛えられるのだな〜と納得。(アカデミー時代に同室で仲がよかったマルコもよく登場してます。)

こちらは日本人で初めてマリンスキーバレエ団に入団した石井久美子さんと踊った「くるみ割り人形」の「中国の踊り」の映像↓

すごいジャンプ力で客席を沸かせています!

www.youtube.com

 

コロナ禍の4月現在はロンドンの実家でご家族と穏やかに過ごしているようです。

インスタグラム

https://www.instagram.com/aaron__oh/

*アロンのお母さん(ジャーナリストChikako Osawa-Horowitzさん)が記事を書かれている「JnewsUK」でミーシャ、マルコ、アロンのドキュメンタリー放送後のインタビュー記事が読めます。

JnewsUK

https://www.j-news-uk.com/

マルコ・ユーセラ(マルコ)

Marko Juusela

フィンランド出身。14歳からロシアに渡り、ワガノワ・バレエ・アカデミーで学ぶ。

卒業後はフィンランド人として初めて、マリンスキーバレエ団入団。

大きな瞳で甘いマスクのマルコ。クラスではミーシャについでナンバー2の成績と紹介されていました。レッスンの時より、舞台の上で華やかに映えるタイプかも。


Maria Khorevaとのくるみ割り人形↓

www.youtube.com

 ミーシャ、アロン、マルコの3人はマリンスキーバレエ団公式サイトのコールドバレエに名前がありますが、なぜかマルコだけプロフィールページがあります。

マルコのプロフィールページ↓

Marko Juusela

プロフィールに書かれている主なレパートリー
ラシルフィード(若者)、放蕩息子(放浪者の友達)、くるみ割り人形(道化師)
バフチサライの泉(若者)、愛の伝説(フェルハドの友人)、くるみ割り人形(コサック、スペイン舞踊)、シンデレラ(夏)

 

入団して半年ぐらいなのにすごい数のレパートリーですね。

現在はフィンランドの実家で過ごしているようです。 

 

インスタグラム

https://www.instagram.com/markojuusela/

 

キリル・ソコロフスキー(キリル)

kirill sokolovski

ベラルーシ出身。189cmの長身、長い脚、抜群に美しい容姿を持つキリル。モデルのアルバイトをするなど、バレエ一筋の他の3人と少し違うタイプ。あまり練習熱心ではないようで、学校ではニコライ・ツィスカリーゼ校長から叱られ続けていましたが、実際踊り始めるとやはり美しい。これだけ大柄なのに体がしなやか。ぜひともバレエに邁進してほしい…

国家試験の日に風邪で高熱を出したり(それでも無事合格)、校長からの命令で卒業公演は出演できなかったりで波乱含みだったキリル。

4人の中で彼だけは卒業後、ボリショイ・バレエ団に入団しました。

ボリショイシネマで世界放映された「白鳥の湖」(日本での録画シネマ上演は中止)にも出演していたようです。

 

アカデミー時代にVOGUE ロシアにも登場↓

www.youtube.com

コロナ禍の中、4人の中で唯一自宅に戻らず、モスクワの親戚の家にいる彼。

はじめにドキュメンタリーを見たとき、キリルは果たしてバレエを続けてくれるだろうか…と心配でした。彼のような容姿であれば、モデルに俳優にと色々誘惑が多そうだし…。

でもモスクワでの近況を語る彼は真面目にバレエのことを考えているようでちょっと安心。家族と離れて、コロナ禍のモスクワ暮らしはつらそうでしたが…

インスタグラム

https://www.instagram.com/kirill_sokolovski/ 

modelsのプロフィールページ

https://models.com/people/kirill-sokolovski

 おわりに

10分という短い時間でしたが、4人の現在の状況を知ることができました。

前途洋々に見えたミーシャが怪我をしていたのはちょっと心配ですが、傷が浅いことを祈ります。

コロナ禍が早く終息し、彼らが活躍する姿を見てみたい。ドキュメンタリーの続編も見られるといいですね。

★最後までお読みいただきありがとうございました。